ここまで、
第1章ではジャックルマロワ賞の歴史。
第2章ではドーヴィル芝1600m。
第3章では過去10年のデータ。
を分析してきました。
そして――
いよいよ一番やりたかったところです。
2026年ジャックルマロワ賞・出走馬診断。
今年は日本から、
シックスペンス
シュトラウス
の2頭が出走を予定しています。
特にシックスペンスは、
2026年安田記念馬。
日本の現役トップマイラーが、
欧州のトップマイラーたちに真正面から挑みます。
1998年タイキシャトル以来となる日本調教馬のジャックルマロワ賞制覇はあるのか。
それとも、
欧州勢が世界最高峰のマイルG1としての壁を見せるのか。
今回はJRAが8月7日時点で公表した出走予定馬をベースに、
・近走成績
・G1実績
・1600m適性
・脚質
・ドーヴィル適性
・馬場適性
・強み
・不安材料
・2026年ジャックルマロワ賞への適性
まで一頭ずつ見ていきます。
なお、正式な出馬投票は8月13日。
そのため、ここでは出馬表確定前の暫定評価とします。
シックスペンス
暫定評価 S
まずは日本のエース。
シックスペンス。
2026年ジャックルマロワ賞を日本目線で見るなら、
間違いなくこの馬が中心です。
今年の安田記念を勝利。
つまり今回は、
「国内でG1に届かなかった馬が海外で一発を狙う」
遠征ではありません。
堂々と、
日本のマイル王としてフランスへ行く。
ここが最大のポイントです。
シックスペンスの2026年
今年の最大の実績は、
もちろん、
安田記念1着。
東京芝1600m。
日本最高峰のマイルG1。
そこで勝っている。
これだけでも能力について疑う余地はありません。
さらに今年は、
マイラーズCでも2着。
つまり、
一発だけではなく、
マイル戦で安定してトップクラスの能力を発揮している。
現在のシックスペンスは、
日本を代表するマイラーと呼んでいい存在です。
シックスペンス最大の武器は「位置を取れること」
個人的に、
ジャックルマロワ賞でシックスペンスを高く評価したい最大の理由が、
競馬の自在性。
です。
単純な追い込み馬ではありません。
好位付近でレースを進め、
前を射程圏に入れながら、
最後まで脚を使える。
これはドーヴィル芝1600mで非常に重要だと思っています。
海外競馬では、
日本のように、
「直線まで待つ」
競馬が必ずしも正解ではありません。
特にジャックルマロワ賞は、
最初から最後まで直線。
前との距離を読みながら、
自分から勝ちにいく必要があります。
その意味では、
シックスペンスの操縦性は大きな武器。
「瞬発力だけの日本馬」ではない
海外遠征する日本馬を見るとき、
よく言われるのが、
「日本の高速馬場専用なのでは?」
という不安です。
シックスペンスにも当然その疑問はあります。
しかし、
この馬を単純な瞬発力型と見るのは違うと思っています。
速い上がりを使える。
それだけではなく、
一定以上のスピードを維持しながら押し切れる。
ジャックルマロワ賞で重要視している、
「巡航速度+持続力」
という部分でも期待できます。
ただし過去データには逆らう
一方、
かなり気になる数字があります。
第3章で紹介した、
年齢。
過去10年のジャックルマロワ賞勝ち馬は、
3歳5勝。
4歳5勝。
つまり、
5歳以上0勝。
シックスペンスは5歳。
データだけなら、
完全にマイナスです。
これは無視できません。
だから、
「安田記念馬だから絶対勝つ!」
とは言いません。
むしろ今年のテーマは、
日本のG1馬が近年の年齢データを破れるか。
ここになると思っています。
そして最大の問題は「馬場」
シックスペンスの評価を最終的に決めるのは、
馬場。
個人的には、
良馬場寄りなら、
かなり強く買いたい。
日本で培ってきた、
スピード。
加速力。
持続力。
これらを生かしやすくなるからです。
逆に、
雨。
重馬場。
非常に時計の掛かる芝。
となれば、
少し評価を下げたい。
日本で走った道悪と、
欧州の重い芝は同じではありません。
シックスペンスの買い材料
・2026年安田記念1着
・マイルG1級の能力
・好位から運べる
・瞬発力と持続力を兼備
・展開依存度が比較的低い
・1600m適性が明確
条件さえ合えば、
普通に勝ち負けできる能力はある
と見ています。
シックスペンスの不安材料
・5歳
・欧州競馬初挑戦
・直線1600m初経験
・欧州の芝への対応
・時計の掛かる馬場
・海外輸送
この中で最も重要なのは、
馬場。
当日のドーヴィルが乾けば乾くほど、
日本馬には面白い条件になると思っています。
シックスペンス総合評価
S評価
これは応援込みではありません。
能力そのものなら、
今回のメンバーでもトップグループに入っていい。
ただし、
S評価=絶対本命
ではありません。
現時点では、
「本命候補の一頭」。
最終的には、
馬場。
枠。
隊列。
そして海外勢との比較。
ここまで見て決めます。
シュトラウス
暫定評価 B+
日本馬2頭目。
シュトラウス。
こちらは、
シックスペンスとはかなり違うタイプの挑戦になります。
シックスペンスが、
「日本G1を勝って堂々と挑戦する王道型」
だとすれば、
シュトラウスは、
ハマったときの爆発力。
ここに期待する馬です。
前走はチャンピオンズマイル12着
直近の大きなレースは、
香港のチャンピオンズマイル。
結果は、
12着。
数字だけを見れば、
当然評価しにくい。
ただし海外G1は、
着順だけで判断してはいけません。
海外輸送。
展開。
馬場。
位置取り。
相手関係。
様々な条件があります。
シュトラウスについても、
単純に、
「12着だから弱い」
とは考えません。
シュトラウスの最大のポイントは折り合い
この馬を見るうえで、
どうしても外せないのが、
折り合い。
能力自体は高い。
しかし、
自分のリズムで走れるかどうかによって、
パフォーマンスが大きく変わるタイプです。
そしてジャックルマロワ賞は、
直線1600m。
壁を作れず、
序盤から力んでしまえば、
かなり苦しくなる。
逆に、
前に馬を置き、
しっかり折り合うことができれば、
一変しても不思議ではありません。
シュトラウスは「枠の並び」が重要
シックスペンス以上に、
枠順発表後に確認したい馬です。
単純に内か外かではありません。
見るのは、
隣にどんな馬がいるか。
前に行く馬。
目標にできる馬。
馬群を作ってくれる馬。
この位置関係がかなり重要になると思っています。
だから人気薄なら面白い
日本では当然、
シックスペンスの方が人気になる可能性が高いでしょう。
だからこそ、
シュトラウスは、
オッズ込みで面白い。
能力差ほど人気差が広がるなら、
相手として押さえる価値があります。
シュトラウス総合評価
B+評価
現時点では本命までは考えていません。
ただし、
折り合い。
枠。
馬場。
ここが噛み合えば、
評価をAまで上げる可能性があります。
完全消しにはしたくない一頭です。
ノータブルスピーチ
暫定評価 S
海外勢で、
現時点で最も高く評価したい一頭。
ノータブルスピーチ。
まず何より重要なのが、
2025年ジャックルマロワ賞2着。
これです。
しかも、
単なる2着ではありません。
勝ったディエゴヴェラスケスとの差は、
アタマ。
つまり、
既に、
この特殊なドーヴィル直線1600mで世界トップクラスの能力を証明しています。
前年好走馬は最重要
第3章で、
ジャックルマロワ賞はリピーターを重視したいと書きました。
パレスピア。
2020年、2021年連覇。
インスパイラル。
2022年、2023年連覇。
このレースでは、
一度ドーヴィル1600mに高い適性を見せた馬が、
翌年も走る。
その傾向があります。
だから、
前年2着ノータブルスピーチは、
2026年でもかなり怖い。
2026年ロッキンジS勝利
今年も既に、
ロッキンジSを勝利。
能力が落ちているわけではありません。
5月のロッキンジSを勝ち、
続くクイーンアンSでは6着。
ここだけ見ると、
少し不安。
ただしノータブルスピーチは過去にも、
レースによってパフォーマンスの振れ幅があります。
重要なのは、
ドーヴィルでは既に走っている
ということ。
2025年は進路が開くのを待たされた
前年ジャックルマロワ賞では、
直線で前に馬がいて、
すぐに追い出せませんでした。
そこから進路ができると一気に伸び、
勝ち馬ディエゴヴェラスケスにアタマ差まで迫っています。
つまり、
スムーズなら、
勝っていても全く不思議ではなかったレース。
これはかなり強い内容です。
ノータブルスピーチの不安は年齢
ただし、
こちらも、
5歳。
過去10年の、
5歳以上0勝
に引っかかります。
シックスペンスと同じ。
つまり2026年は、
「5歳以上が勝てない近年傾向」
そのものが破られる可能性も十分あります。
ノータブルスピーチ総合評価
S評価
現時点では、
シックスペンスと並ぶ本命候補。
ドーヴィル実績を考えるなら、
むしろ適性面ではこちらが上。
良馬場ならシックスペンス。
多少時計が掛かるならノータブルスピーチ。
今の段階では、
そんなイメージです。
モアサンダー
暫定評価 A
かなり面白い存在。
モアサンダー。
2026年、
マイル路線でずっと上位争いを続けています。
ロッキンジS。
2着。
クイーンアンS。
2着。
トップクラスのマイルG1で、
連続して2着。
G1タイトルこそまだありませんが、
能力はG1級。
これは間違いないでしょう。
着順以上に安定感が魅力
G1というのは、
一度だけ好走する馬もいます。
しかし、
ロッキンジS2着。
クイーンアンS2着。
と続けてトップクラス相手に走っている。
これは、
能力の再現性が高い
ということ。
海外勢の中でも、
かなり信頼しやすいタイプです。
前走サマーマイルSは4着
前走のサマーマイルSでは、
G2ながら4着。
これだけ見ると、
「G1で2着続きなのにG2で負けた?」
となります。
しかし陣営は、
スローペースだったことを敗因として挙げています。
最後はしっかり脚を使っており、
ジャックルマロワ賞への予定も変更していません。
つまり前走4着を、
そのままマイナス評価する必要はないと思っています。
むしろ直線1600mは面白い
モアサンダーは、
差して長く脚を使えるタイプ。
ジャックルマロワ賞で重要な、
持続力
という部分に合っています。
極端なスローペースにならず、
ある程度流れてくれれば、
この馬にはプラス。
シックスペンスやノータブルスピーチより人気が落ちるなら、
かなり面白い存在です。
モアサンダー総合評価
A評価
本命候補の直下。
展開次第では、
S評価まで上げてもいい馬。
特に時計が掛かりすぎず、
タフな持続力勝負になれば怖いです。
ゼウスオリンピオス
暫定評価 A-
フランス勢から、
ゼウスオリンピオス。
こちらも侮れません。
2026年のサマーマイルでは、
G1・3着。
その前のクイーンアンSでも、
5着。
さらにロッキンジS、
昨年のクイーンエリザベス2世Sなど、
トップレベルのマイル戦を継続して経験しています。
つまり、
相手なりではなく、一流マイラーと何度も戦っている馬。
地元フランスというメリット
過去10年を見ると、
フランス調教馬は1勝しかしていません。
だから、
「地元だから絶対有利」
ではありません。
ただし、
輸送。
環境。
芝。
この部分で、
日本馬や英国遠征馬より負担が少ないのは事実。
能力差が小さいメンバーなら、
こうした地の利は無視できません。
ただ「勝ち切るイメージ」が課題
ゼウスオリンピオスは、
G1でも大崩れせず走れる。
これは魅力。
一方で、
世界トップクラスを相手に、
最後に一頭抜け出す。
そこまでの決め手があるか。
ここがポイントになります。
ゼウスオリンピオス総合評価
A-評価
馬券圏内候補。
特に、
馬場が重くなれば、
日本馬より評価を上げる可能性があります。
ライフ
暫定評価 B+
アイルランド調教馬、
ライフ。
3歳馬です。
ここが重要。
第3章で見た通り、
ジャックルマロワ賞は、
過去10年で3歳5勝。
3歳馬には斤量面の恩恵もあります。
だから、
実績だけで古馬より下に見るのは危険です。
ジャンプラ賞5着
前走は、
フランスのG1、
ジャンプラ賞。
結果は5着。
その前の仏2000ギニーでは13着。
着順だけ見れば、
G1トップ級とまでは言いにくい。
ただし、
3歳夏。
この時期は、
競走馬が一気に成長することがあります。
ライフ総合評価
B+評価
現時点では相手候補。
ただし3歳の成長力+斤量は魅力。
馬場が合えば、
穴として押さえる余地があります。
ザシークレットアドヴァーサリー
暫定評価 B
こちらも3歳。
直近では、
ジャンプラ賞を勝利。
つまり、
G1馬。
前走だけなら、
かなり強く評価すべき存在です。
それでも評価を上げ切らない理由
ジャンプラ賞は1400m。
今回のジャックルマロワ賞は、
1600m。
200m延長。
たった200mですが、
世界トップクラスのマイル戦では、
この差が非常に大きい。
1400mで見せるスピードを、
1600m最後まで維持できるか。
ここが最大のテーマです。
3歳+G1勝利は魅力
とはいえ、
今年のジャックルマロワ賞で非常に重要な、
3歳。
そして、
直近G1勝ち。
これは無視できません。
距離をこなせるなら、
一気に本命候補へ加わってもおかしくありません。
ザシークレットアドヴァーサリー総合評価
B評価
能力は高い。
ただし、
1600m適性を見極めたい。
枠・馬場込みで評価を上げる可能性があります。
ゲシュタード
暫定評価 B
こちらも3歳馬。
英サセックスSでは2着。
この実績は非常に大きい。
サセックスSは、
ジャックルマロワ賞へつながる欧州最高峰のマイルG1の一つ。
そこで2着なら、
能力的には当然評価が必要です。
3歳×サセックスS好走
過去データ的には、
かなり魅力的。
3歳。
斤量。
欧州マイルG1好走。
第3章で作った、
「ジャックルマロワ賞で買いたいプロフィール」
にかなり近いです。
出走してくるなら、
要注意。
ゲシュタード総合評価
B評価→A候補
出馬確定後、
改めて詳細を掘りたい一頭。
実績だけなら、
現状のB評価以上の可能性があります。
トークオブニューヨーク
暫定評価 B-
3歳馬。
前走は、
英サラブレッドS。
結果は3着。
そこからG1のジャックルマロワ賞。
一気に相手強化になります。
3歳斤量は魅力だが…
3歳馬というだけなら買いたくなります。
しかし、
ジャックルマロワ賞は、
「若ければ勝てるレース」
ではありません。
過去の3歳勝ち馬は、
その世代でもトップクラスのマイラー。
つまり、
斤量だけでは足りない。
能力が必要です。
トークオブニューヨーク総合評価
B-評価
現時点では、
強調材料が少なめ。
人気薄なら穴候補。
プエルトリコ
暫定評価 B+
アイルランドの3歳馬。
近走を見ると、
サセックスS11着。
セントジェームズパレスS6着。
仏2000ギニー13着。
さらに昨年のクリテリウムアンテルナシオナル7着。
G1を何度も経験しています。
着順だけなら買いにくい
正直、
数字だけなら、
強く推しにくい。
ただ、
3歳でこれだけトップレベルのマイルG1を経験している。
これは大きいです。
厳しい相手と戦ってきた経験が、
ドーヴィルで生きる可能性はあります。
プエルトリコ総合評価
B+評価
人気がなければ面白い。
ただ、
現時点では本命候補までは上げません。
トゥルーラブ
暫定評価 A-
かなり気になる3歳牝馬。
前走、
ジャンプラ賞2着。
そして、
愛1000ギニーでは11着だったものの、
英1000ギニーでは3着。
つまり、
マイルG1で既に馬券圏内があります。
牝馬を軽視してはいけない
第3章でも触れました。
ジャックルマロワ賞は、
牝馬が普通に勝てるレースです。
近年だけでも、
アルファセントーリ。
インスパイラル。
などの名牝が勝利。
さらに3歳牝馬なら、
斤量面でもかなり魅力があります。
トゥルーラブ総合評価
A-評価
穴候補としてかなり面白い。
良馬場でスピード勝負になれば、
さらに評価したいです。
プリサイス
暫定評価 A
ここも面白い3歳牝馬。
前走、
ロートシルト賞2着。
その前、
ファルマスS2着。
さらに、
コロネーションSでも3着。
つまり、
G1で3戦連続馬券圏内。
勝ってはいません。
でも、
これは相当強いです。
「勝ち切れない」をどう見るか
G1で、
3着。
2着。
2着。
これを、
「勝てない馬」
と見るのか。
それとも、
「常にトップクラスと互角」
と見るのか。
個人的には後者。
特にジャックルマロワ賞では、
3歳牝馬という斤量面の魅力があります。
プリサイス総合評価
A評価
海外勢の中では、
かなり面白い存在。
正式出走なら、
相手には必ず入れたい。
馬場次第では、
本命候補まであります。
バランティナ
暫定評価 B+
こちらも3歳牝馬。
前走ファルマスS3着。
コロネーションS5着。
昨年はBCジュベナイルフィリーズターフ10着。
さらにデビュー戦ではG3を勝っています。
一段相手は強くなるが…
こちらも、
欧州トップ牝馬と戦ってきています。
大崩れしない。
そして3歳牝馬。
斤量の恩恵があります。
能力差以上に、
ジャックルマロワ賞の条件で前進する可能性があります。
バランティナ総合評価
B+評価
ヒモ候補。
人気薄なら、
かなり面白いタイプです。
サートミーセン
暫定評価 C+
4歳馬。
年齢だけなら、
ジャックルマロワ賞の黄金ゾーン。
過去10年で、
4歳馬は5勝。
ただ、
近走内容を見ると、
トップG1勢との比較では少し足りない印象があります。
サートミーセン総合評価
C+評価
4歳という点はプラス。
ただし、
能力比較では現状一枚下。
馬場が極端に重くなるなど、
条件変化が欲しいです。
そしてボウエコーについて
ここは絶対に更新しておきます。
JRAが8月7日に公開した出走予定馬リストには、
ボウエコー
の名前があります。
そして本来なら、
2026年ジャックルマロワ賞最大の中心馬になるはずでした。
3歳。
無敗。
2000ギニー。
セントジェームズパレスS。
サセックスS。
まさに、
今年の欧州マイル王。
しかし――
8月11日、現役引退。
調教中の故障により、
ジャックルマロワ賞出走は叶わなくなりました。
無敗のままターフを去ることになります。
これは、
2026年ジャックルマロワ賞の予想を考えるうえで、
非常に大きなニュースです。
ボウエコー不在でレースは一気に混戦へ
もしボウエコーが出ていれば、
個人的には、
S+評価。
データ。
実績。
年齢。
斤量。
全てがジャックルマロワ賞向きでした。
その絶対的な中心候補がいない。
つまり、
2026年は、
一気に混戦。
ノータブルスピーチ。
シックスペンス。
モアサンダー。
若い3歳牝馬。
様々なタイプにチャンスが広がりました。
そして日本馬にとっても、
これは間違いなくプラスです。
現時点の能力評価
正式出馬表前ですが、
今の段階で並べるなら、
S
シックスペンス
ノータブルスピーチ
A
モアサンダー
プリサイス
A-
ゼウスオリンピオス
トゥルーラブ
B+
シュトラウス
ライフ
プエルトリコ
バランティナ
B
ザシークレットアドヴァーサリー
ゲシュタード
B-
トークオブニューヨーク
C+
サートミーセン
というイメージです。
ただし、
これはあくまで、
枠順・馬場発表前。
です。
良馬場なら評価を上げたい馬
もしドーヴィルが乾き、
スピード勝負になるなら、
評価を上げたいのは、
シックスペンス
ノータブルスピーチ
プリサイス
トゥルーラブ
あたり。
特にシックスペンス。
日本で培った高速巡航能力を、
最も生かせる展開になります。
時計の掛かる馬場なら
雨。
稍重。
重。
こうなれば、
欧州実績をさらに重視。
ノータブルスピーチ。
モアサンダー。
ゼウスオリンピオス。
などを上げたい。
逆に日本馬については、
評価を少し慎重にします。
現時点での本命候補
まだ◎は打ちません。
ただ、
現在のトップ3は、
シックスペンス
ノータブルスピーチ
モアサンダー
この3頭。
そして、
3歳勢から、
プリサイス。
ここが割って入れるか。
個人的には、
かなり面白い構図だと思っています。
シックスペンスが勝つなら、こんな競馬
最後に少しだけ、
日本馬の勝ちパターンを考えます。
スタート。
↓
無理に逃げない。
↓
好位~中団前。
↓
前に馬を置いて折り合う。
↓
残り600~500m。
↓
前との距離を詰める。
↓
残り400m。
↓
早めに進出。
↓
欧州勢との持続力勝負。
↓
最後まで止まらない。
個人的には、
これが理想。
後方で溜めて、
「残り300mから一気!」
という競馬ではなく、
自分から勝ちにいく。
そんな競馬をしてほしいです。
第4章まとめ|2026年は日本馬にも大きなチャンス
2026年ジャックルマロワ賞。
当初は、
欧州の無敗3歳王者ボウエコーが中心になると考えていました。
しかし、
ボウエコーが引退。
状況は大きく変わりました。
前年2着、
ノータブルスピーチ。
今年の欧州マイルG1で安定する、
モアサンダー。
勢いのある3歳勢。
そして――
日本から、
安田記念馬シックスペンス。
今年は、
本当にチャンスがあると思っています。
もちろん、
欧州G1は簡単ではありません。
輸送。
芝。
馬場。
直線1600m。
全てが日本とは違う。
それでも、
能力だけなら、
シックスペンスは戦える。
いや、
勝ち負けまで期待していい。
1998年。
タイキシャトル。
そして2026年。
28年ぶりに、
日本のマイル王が、
ドーヴィルの直線を先頭で駆け抜けるのか。
次章|最終予想編へ
そして、
いよいよ最後です。
正式出馬表。
枠順。
馬場。
天気。
海外オッズ。
展開。
全てを組み合わせて、
◎本命
○対抗
▲単穴
☆穴馬
消したい人気馬
そして、
最終買い目
まで決めます。
ここから先は、
データを集める章ではありません。
馬券を買うための章。
2026年ジャックルマロワ賞。
最後に、
「どの馬から、どう買うのか」
結論を出します。

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