11月 11, 2025
先頭を駆ける孤高 ― 逃げ馬が魅せる孤高の景色
みなさんこんにちは。
今回は、私が一番大好きな脚質の”逃げ馬”の世界へようこそ。
競馬ファンなら、逃げ馬の存在感は特別です。スタート直後に飛び出し、後続を引き離して独走する姿には、他の馬にはない景色があります。この記事では、国内の代表的逃げ馬4頭と現役の注目逃げ馬2頭の名シーンと魅力を紹介します。
目次
- サイレンススズカ:「風になった最強の逃げ馬」
- ツインターボ:「最後の個性派・誰にもかまわず逃げ続けた男」
- パンサラッサ:「令和の“大逃げ王” 海を渡った先頭ランナー」
- キタサンブラック:「逃げ・先行を制し続けた名将の脚質」
- メイショウタバル:「現代を駆ける“生粋の逃げ馬”」
- エリカエクスプレス:「女王杯舞台で魅せた“逃げの挑戦”」
- まとめ:逃げ馬の足跡が競馬をもっと面白くする
1. サイレンススズカ:「風になった最強の逃げ馬」
サイレンススズカは1997年-98年に活躍した逃げ馬です。戦績は16戦9勝。”逃げの武”を作り出したのは、間違いなくこの馬の影響でしょう。
スタート直後にゲートを飛び出す圧倒的なスピードで先頭を奪い、大逃げの象徴となった名馬です。

1998年の金鯱賞(武騎手)では後続を大きく引き離し、宝塚記念(南井騎手)での逃げ切りも記憶に残ります。

主な勝ち鞍 ’98年 宝塚記念 (G1)
’98年 中山記念 (G2)
’98年 金鯱賞 (G2)
’98年 毎日王冠 (G2)
2. ツインターボ:「最後の個性派・誰にもかまわず逃げ続けた男」
ツインターボは大逃げの達人で、1991年-96年に活躍した一頭です。
七夕賞で後続を大きく引き離すハイペースは、観客の心を揺さぶりました。

ムラ気が故に負ける時は大敗する潔さがあります。
また、怖がりゆえの大逃げで勝つ時は、豪快さが人気の理由であります。
ネットでの呼び名は “ツインターボ師匠”と親しまれるまで。
強いから人気者ではなく、個性で人を魅了させた一頭であることには間違いないですね。
余談ですがG1を一回も勝ったことはありません。
主な勝ち鞍 ’91年 ラジオたんぱ賞(G3)
’93年 七夕賞(G3)
’93年 産経賞オールカマー(G3)
3. パンサラッサ:「令和の“大逃げ王” 海を渡った先頭ランナー」
パンサラッサは2019年-23年に活躍した名馬です。最近競馬を始めた人には、逃げ馬といえばこの名前が思い浮かぶ人が多いのではないかと思います。”令和のツインターボ”と呼ばれたこの馬は、どんな馬だったのか?
特に、天皇賞・秋で1000m通過57秒4というハイペースを逃げ切り、世界的に注目された逃げ馬です。
逃げ馬の共通点としてよく挙げられるのが、「他馬が怖いから」逃げるということが多いです。しかし、パンサラッサは逆でお調子者です。有名な話だとスタート前に観客席の前ではメンコを外してテンションを上げると、ロケットスタートが可能になるそうです。また、海外遠征などの出張が大好きみたいで、個性的な逃げ馬の中では異彩を放つ存在です。
獲得賞金ランキングは、2025/11/10現在で、キタサンブラックに続く6位に位置しており、海外遠征が大きく影響している。
逃げスタイルは「最初っから最後馬で爆速、最後は気力の粘り」です。1600m〜ギリ2000mなので、2023年天皇賞・秋は 究極の逃亡者 vs 究極の差し の構図がポイントになりますね!
主な勝ち鞍 ’22年 ドバイターフ (G1)
’23年 サウジカップ (G1)
’22年 中山記念(G2)
4. キタサンブラック:「逃げ・先行を制し続けた名将の脚質」
キタサンブラックは逃げ・先行脚質で数多くのGⅠを制した名馬。2015年-2017年に活躍した一頭です。
先頭でレースを支配する力強さが魅力です。

また、私のブログで記述する【逃げ】とは、キタサンブラックの脚質を指します。おすすめのレースはラストランの2017年の有馬記念ですね。ぜひ一度は見てください。逃げのレース展開の参考になります。
主な勝ち鞍 ’15年 菊花賞(G1)
’16年 天皇賞・春(G1)
’16年 ジャパンカップ(G1)
’17年 大阪杯(G1)
’17年 天皇賞・春(G1)
’17年 天皇賞・秋(G1)
’17年 有馬記念(G1
5. メイショウタバル:「現代を駆ける“生粋の逃げ馬”」
メイショウタバルは現代の逃げ馬を代表する存在。宝塚記念での先手必勝の走りは圧巻でした。

そして2024年と25年では、全く別の競走馬になったと考えた方いいくらい成長した馬です。大きな理由としては、ドバイターフへ出走してから戦い方を学んだようにみえます。
以前までは「パンサラッサタイプ」であった走りが一変、「キタサンブラックタイプ」に変わりました。また、主戦ジョッキーが武豊騎手に変更になったので、より正確なタイムを叩き出すことに成功しました。その結果、舞台適正、スローペースなどの要因なども重なり、宝塚記念で優勝することができました。
ここから注目していきたい舞台条件を整理していきましょう。
距離 : 1800〜2200m
展開 : スロー
コース: 中山、京都、阪神
苦手 : 東京
次走は有馬記念になります。距離不安はありますがm得意な小回りコースなので、宝塚に続き親子V2期待できますね!
主な勝ち鞍 ’25年 宝塚記念(G1)
’24年 神戸新聞杯(G2)
6. エリカエクスプレス:「女王杯舞台で魅せた“逃げの挑戦”」
エリカエクスプレスは牝馬でありながら先頭を奪い、女王杯で大胆な逃げを見せました。

正直、成長段階中だと見えます。通算成績を見ると、5月から9月の暑い時期に2桁着順になるのを見ると距離関係なく、暑さに弱いことがわかります。前走の秋華賞をみてると2000m東京で2着なので、気温がグッと下がった10月の京都では、この馬が搭載しているエンジンはもうアイドリングが終わっている頃でしょう。あとは、彼女の逃亡劇を堪能したいところですね。
今週末のエリザベス女王杯で、逃げ馬として出走します。
もちろん、今週の注目馬なので、馬券に入れたいところです。
主な勝ち鞍予定 ’25年 エリザベス女王杯(G1)ほか
まとめ:逃げ馬の足跡が競馬をもっと面白くする
6頭の逃げ馬に共通するのは、「先頭を走る覚悟」と「観る者を惹きつける魅力」です。逃げ馬が作るレース展開のスリルは、勝敗だけでは語れないドラマを生み出します。
あなたの心に残る“逃げ馬”は誰ですか?
それではまた。
ゆきや
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